内容説明
どんな人も、動物も、植物も、生きていくためには水が必要だ。わたしたちは、生活の中で、いろんなかたちで水を使っているから、水がいくらでもあるように感じるかもしれないね。世界の人口がふえるにつれて、人間が使う水の量はどんどんふえている。いまある水をみんなでしっかりと守らないと、ほんとうに水を使いはたしてしまうかもしれない。きれいな水をだれでも十分に手に入れられるようにするのは、とても複雑でむずかしい問題だし、いま世界が直面する最大の課題のひとつでもある。この本では、重要なテーマとその解決策を解説している。この本の構成はとてもユニークなんだ。使われているのは、マインドマップという、頭のなかの考えを図で表現する方法だ。複雑なアイデアが、切り分けられて、見やすい情報の流れになっている。それぞれの情報がマインドマップでつながって、とてもわかりやすいんだ。この本には、科学的で、実践的な解決方法がつまっている。すべての家に、教室に、図書館に、ぜひ置いてほしい1冊だ。
目次
マインドマップって、なに?
地球には水がどのくらいあるの?
どうして淡水が必要なの?
どうしてこんなにも水を使うの?
淡水を手に入れるには?
水は十分にあるの?
わたしたちは水の供給を守れるの?
水を守るためにできることって?
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