出版社内容情報
高貴な出自で妖しいほどの美貌をもつ稚児・?と孤児で諸刃の剣を自由に操る能楽師の少年・一若。
ふたりは、堺の慈済寺で暮らしていたが、ある日、僧を殺め火を放った?は、一若に罪を着せ共に出奔、京に向かう。
山名宗全、細川勝元、骨皮道賢……らが激突する応仁の京で、彼らは知恵と美貌と刀の腕を武器に、暗殺、一揆、下剋上……の暗黒の乱世を、未来を求めて己たちの力で生きる。
各紙誌でも絶賛の著者の新たな代表作、待望の文庫化。
(解説・田口幹人)
内容説明
高貴な出自で妖しいほどの美貌をもつ稚児・〓(けい)と孤児で諸刃の剣を自由に操る能楽師の少年・一若。ふたりは、堺の慈済寺で暮らしていたが、ある日、僧を殺め火を放った〓は、一若に罪を着せ共に出奔、京に向かう。山名宗全、細川勝元、骨皮道賢…らが激突する応仁の京で、彼らは知恵と美貌と刀の腕を武器に、暗殺、一揆、下剋上…の暗黒の乱世を、未来を求めて己たちの力で生きる。各紙誌でも絶賛の著者の新たな代表作、待望の文庫化。
著者等紹介
木下昌輝[キノシタマサキ]
2012年「宇喜多の捨て嫁」で第92回オール讀物新人賞を受賞。2014年『宇喜多の捨て嫁』を刊行。同作は2015年に第152回直木賞候補作となり、第4回歴史時代作家クラブ賞新人賞、第9回舟橋聖一文学賞、第2回高校生直木賞を受賞した。2019年『天下一の軽口男』で第7回大阪ほんま本大賞、『絵金、闇を塗る』で第7回野村胡堂文学賞、2020年『まむし三代記』で第9回日本歴史時代作家協会賞作品賞、第26回中山義秀文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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