内容説明
「遠遊」とは単なる探検・冒険ではない。儀助はこの国の端々を見て歩きたかったのだ。彼の関心事は国の将来と民の暮らしであった。文献や史料を読み込み、儀助の足跡を追って各地に足を運び、またゆかりの人々や研究者にインタビュー。保守革新、国権民権といった単純な図式では語れない儀助の思想や人間像が見えてくる。
目次
第1章 おいたち、役人時代
第2章 農牧社時代
第3章 貧旅行
第4章 『千島探験』
第5章 『南島探験』
第6章 奄美大島時代
第7章 大陸時代
第8章 市長時代、晩年
第9章 対談―笹森儀助の思想
著者等紹介
松田修一[マツダシュウイチ]
東奥日報社・編集委員室長。1955年生まれ。北海道大学卒業。東奥日報社の社会部長、編集局次長などを経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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