出版社内容情報
昭和12年、日中戦争、開始。昭和16年、太平洋戦争、勃発。急激に変化する国民生活のなか、戦争は女性に何をもたらしたのか? 銃後の女たちの生を解きあかす、戦時下の女性文学の基本文献を集成。
●第13巻 円地文子著「南支の女」(昭和18年・古明地書店)
日本人だというだけで漢奸として虐殺された母。日中混血の女性・林姜英は抗日運動との訣別を決意した。「南支の女」など14編を収録。これまで円地文子の書誌から漏れていた幻の作品集。(解説・小林富久子)
-
- 和書
- タータンチェックの文化史