感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
23
多角的にサンソン一族を描いた本です。表紙がすごく80年代チックでニヤリ。こういうデザインあの頃はやったのよね。この本で初めてシャルルの日記をかなり読むことができ、興味深かったです。何度か出会ったことがあった自国の王一家を処刑することになった男性とその家族の心境いかがなものか…。なんだか中国の文革を思いつつ読みました。フランス革命を理解するうえでも参考になった一冊です。なんていったって自分、ベルばらリアルタイム世代ですからねえ。2019/05/22
大ぶぶ漬け人
1
処刑された人間の名前と罪状が淡々と記され、そうかと思えば所々に感情の見え隠れするシャルル=アンリの日記。訳されているものは少ないので資料として非常に役立つ。2012/09/09