ともにつくる物語―アルコール依存症回復女性とフェミニストカウンセラーとの対話

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  • サイズ B6判/ページ数 204p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784843100714
  • NDC分類 493.156
  • Cコード C0011

内容説明

アルコール依存症のどん底から生還した女性が、カウンセラーとの対話の中で紡ぎ出す、回復と再生の物語。ともに語ることで新しい言葉が生まれ、そうだ、そうだと共感する。そして、苦しみ抜いた者が他者に与えることのできる勇気。それが、フェミニストカウンセリング。

目次

第1部 松下美江子物語(アルコール依存症になるまでの過程;回復の過程)
第2部 フェミニストカウンセリングの視点から(女性とアルコール依存症―松下美江子物語の考察;ともにつくる物語―私のフェミニストカウンセリング)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

akubineko

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同じ酒量でも、女性の方がアルコール依存症になりやすい。戦前生まれの松下さんは、妊娠や女性の身体についての知識もないまま、中絶を繰り返し、子供が産めなくなってしまった。一生懸命銀行員の夫を支える良い妻をしているうちに、アルコホリックになってしまった。彼女は、アルコホリックの底を打ち、断酒会で回復者となり、女性の断酒を支える側となった。しかし、断酒会も男性の視点でしか運営されていないことに、違和感を持っていた。女性スクールに参加したことから、フェミニストカウンセリングに出会う。当事者が自分の回復の過程を語り、2010/07/22

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