出版社内容情報
民営化・規制緩和が推進されてきた日本のネットワーク産業を対象に、近年の動向および新たな課題について、考察と分析をとりまとめる1990年代以降、民営化・規制緩和が推進されてきた日本のネットワーク産業を対象に、近年の動向および新たな課題について、考察と分析をとりまとめる。「ネットワーク産業の新展開」「社会資本整備・運営の変容と課題」「ネットワーク産業の新たな課題」の3部、18分野と多岐にわたる領域の基本的概念の説明を主体としながらも、研究の発展につなげるための理論や分析に必要な道具立てを盛り込む。研究者、実務者、政策担当者にとって有益な記述が満載
序章 ネットワーク産業と社会資本形成
1部 ネットワーク産業の新展開
1章 電気事業
2章 水道事業
3章 ガス事業
4章 電気通信事業
5章 放送事業
6章 郵便事業
7章 航空事業
8章 物流事業
9章 乗合バス事業
2部 社会資本整備・運営の変容と課題
10章 空港事業
11章 港湾事業
12章 鉄道整備事業
13章 鉄道整備・運営の国際化
14章 高速道路事業
3部 ネットワーク産業の新たな課題
15章 交通の地球温暖化問題
16章 災害対応と物流
17章 少子高齢化と買い物弱者対策
18章 社会的企業としての地域鉄道
塩見 英治[シオミ エイジ]
中央大学名誉教授。中央大学経済研究所所長、ブリティッシュ・コロンビア大学客員研究員、日本交通学会会長などを歴任。主著の『米国航空政策の研究』では日本交通学会賞ほか受賞
鳥居 昭夫[トリイ アキオ]
中央大学経済学部教授、横浜国立大学名誉教授。主著に『日本産業の経営効率』など
岡田 啓[オカダ アキラ]
東京都市大学環境学部准教授
小熊 仁[オグマ ヒトシ]
高崎経済大学地域政策学部准教授