目次
第1部 市場機構と効率性(市場と経済学;消費者の理論;企業の理論;市場機構と市場均衡)
第2部 市場の失敗と政府の役割(政府の役割;市場の失敗;経済政策)
第3部 公共部門の経済学(公共支出の理論;課税の理論;公平の概念)
第4部 経済理論の展開(消費者理論の展開;最適商品課税論;最適所得税論)
著者等紹介
白井正敏[シライマサトシ]
中京大学経済学部教授博士(経済学)
山田光男[ヤマダミツオ]
中京大学経済学部教授。博士(経済学)
中山惠子[ナカヤマケイコ]
中京大学経済学部教授。博士(経済学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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葉
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消費者理論から始まっており、選好の完備性・推移性・反射性について書かれている。初歩的な本でこのようなことが書かれているのは珍しいのではないかと思った。この本では、相互依存的な多数市場の均衡を同時に考察する一般均衡について述べられており、パレート効率性や厚生経済学の基本定理として、市場均衡はパレート均衡であることと任意のパレート最適は市場均衡により達成されることについて図表を用いて説明している。バーグソン=サムエル型の社会的厚生関数やスルツキー方程式も載っており、意外と数学寄りな本だと感じた。2014/08/29
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- 和書
- 商法判例集 (第9版)