内容説明
ボルト一本に魂を捧げる人たちがいる。トヨタ自動車とともに100年にわたり経営力を磨き続けてきたメイドーにみるモノづくり企業のあるべき姿。
目次
1 日本の自動車産業を支える陰の立役者
2 たった一つの不良品が何千万台の自動車に影響を及ぼす―一本のボルトに魂を込めて最高品質を追求する
3 技術革新なくして新製品は生まれない―次世代自動車の誕生を支えるために技術を磨き続ける
4 MADE IN JAPANの自動車がグローバル市場で勝つために―海外の生産拠点を築き、スピーディーな納品でサポートする
5 すべてのモノづくりはヒトづくりがあってこそ―最終製品のために仕事を磨き、仕事を磨くためにヒトを磨く
6 100年に一度の大変革期を迎えるモビリティー産業―常に変化し続けることで日本のモノづくりを牽引する
著者等紹介
長谷川士郎[ハセガワシロウ]
株式会社メイドー代表取締役名誉会長。名城大学法商学部商学科を第6回生として卒業。兄の款一が2代目社長に就任した頃から社内の経営方針・経営戦略などをすべて執り行う。名城大学スポーツ・文化後援会の初代会長を務め、その後学校法人名城大学理事会顧問、学校法人日本体育大学名誉顧問も務める。株式会社メイドーのほか、株式会社MCシステムズでも代表取締役名誉会長を務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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tetsubun1000mg
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トヨタ自動車のTier1(株)メイドーの2代目で代表取締役名誉会長が執筆された本。 出版社が幻冬舎メディアコンサルティングという会社だったが、企業出版専業の幻冬舎関連会社でした。 自動車製造関系会社のなかでも、ネジの専業で年商1,000億円という会社の創業100年を期して出版されたらしい。 ネジ工場のを買い取ったことからスタートしたそうだが、豊田自動織機から紡織機のネジから始まり、自動車製造に切り替わったトヨタ自動車創業前からの付き合いという歴史。 品質にこだわった取り組みが具体的で読みやすい内容でした。2024/11/12
good Blue
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下請け、協力業者といつまで嘆いていないで提案型企業を貫く。