内容説明
本書では、「社会学とは何か」あるいは「社会学の理論や考え方」を学ぶことの前に、私たちの日常生活のなかに生起する事柄から話をはじめることにした。しかも、難しい専門用語や社会学的概念によってではなく、誰でもが「そうだよね」と感じたり、「何これ!」と思うような日常的な言葉で考えている。
目次
第1章 ジェンダー・身体・セクシュアリティ
第2章 マニュアル人間のゲームとドラマ
第3章 変わりゆく結婚と家族
第4章 昇給表のアシンメトリー―大企業の人事制度に見る競争と排除の構造
第5章 環境問題のからくり
第6章 “異文化”を“社会学する”―Are You “Doing Sociology” in “Intercultural Society”?
第7章 メディア文化のポリティックス―メディアによって眼差される「私」とはいったい何者なのか
第8章 テクノロジーのユートピアを超えて
終章 社会学のよろこび
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