内容説明
レイアの3人の愛児が誘拐された!親善のため、平和な辺境の惑星モント・コドルを訪れていたレイアの気がつかないうちに、何者かの手によって連れ去られていたのだった。一方、謎のメッセージを手がかりに、ルークやハンは3POと共に人工惑星クリシア・ステーションを訪れていた。その空に輝く太陽は、クリスタル・スターと呼ばれる、結晶化が進行中の白色矮星だった。この珍しい恒星やブラックホールの影響で、クリシア・ステーションは他の星との通信が不可能で、フォースも妨げられてまともに使えないのだった。『スター・トレック』シリーズなどのヒューゴー賞&ネビュラ賞受賞作家が、映画『ジェダイの復讐』の10年後を描いた、SW最新作。
感想・レビュー
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keichato
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レイアが主役と言っても良い作品。今のところルークの活躍は期待できなさそう。ニュージェダイオーダーシリーズで重要な人物となる、ジェイナ、ジェイセン、アナキンの3兄弟が中心に据えられた点も良かった。 ジェイナ視点のパートは、5歳の女の子としての語りになるので児童文学っぽい雰囲気もあり。登場人物によって語りが自然とチューニングされる感じが、原文もだと思うけど、翻訳も良いんだろうなと思う。ストーリーは、ちゃんと続きが気になる作りになっていて、久しぶりに読んでて楽しいSWレジェンズかも。下巻にも期待。2025/07/19