内容説明
本書は、初等的な力学から解き起こし、最近の研究の成果までを初学者にもわかるようにまとめている。物理学の立場から書かれた粉粒体の教科書。
目次
第1章 イントロダクション
第2章 相互作用する粉粒体
第3章 流動化、圧密緩和、分裂
第4章 流れる粉粒体
第5章 混合と偏析
第6章 数値シミュレーション
著者等紹介
中西秀[ナカニシヒイズ]
九州大学理学研究院教授。甲陽学院高校、京都大学卒業、同大学院博士課程中退の後、慶応義塾大学理工学部助手、同専任講師を経て、1995年より九州大学理学部教授、その後改組になり現職。理学博士。日本物理学会、アメリカ物理学会会員
奥村剛[オクムラコウ]
芝高校、慶応義塾大学、同大学院を経て、1994年分子科学研究所助手、2000年お茶の水女子大学理学部物理学科助教授、2001年より同大学院人間文化研究科助教授となり、現在に至る。この間、1992‐93年ロータリー財団奨学生(NY市立大学)、1999‐2000年文部省在外研究員(コレージュ・ド・フランス)。理学博士
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