内容説明
本書は、著者が今までに実際に補助金を活用した研究開発を行なって、その過程で色々と経験した事実を参考にして、事前の準備から終了後5年間におけるプロセスや発生する諸問題および種々の留意事項、その他について記述したものである。
目次
1 中小企業基本法の全面改正と中小企業者の新定義
2 補助金による研究開発の意義
3 申請書の作成から受理されるまで
4 ヒアリングとその対策
5 申請書を作成するうえでの留意事項
6 補助事業の交付が決定した後の作業
7 補助事業をめぐる諸問題発生時の処置
著者等紹介
研井堅[トギイヒサシ]
1955年山口大学工学部機械工学科卒業。同年山口大学工業短期大学部文部教官助手を拝命。1959年東洋工業(株)(現マツダ(株))に入社。工機部において自動車製造設備、切削加工および砥粒加工技術の研究に従事。超精密小型内面研削盤の開発で日本機械学会技術賞を受賞。1969年大阪大学より工学博士の学位を授与される。この間、企画、研究、設計、品証および生産各課長を歴任し、1983年工機部長に就任。1986年(株)熊平製作所取締役研究開発部長に就任。1990年黒石鉄工(株)取締役技術開発センター長に就任。2001年エレポン化工機(株)取締役に就任し、現在に至る。1932年生まれ
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