内容説明
24歳という若さで早世した陸上女子アスリートであり、日本女性初のオリンピックメダリスト(アムステルダム大会)であり、100m・200m・走幅跳の元世界新記録保持者として活躍しながら、陸上指導者として後継者育成という先駆的な偉業を果たしたランナー人見絹枝。その足跡をたどる。
目次
第1章 生を受けて(生い立ちと家族;小学校から県立岡山高等女学校時代 ほか)
第2章 未来を見つめての出発(新聞記者として社会へ;海外初遠征、第2回世界女子競技イエテボリ大会(2nd Women’s World Games) ほか)
第3章 世界的な交流(第9回アムステルダムオリンピック100mまさかの予選落ち;800mの死闘 ほか)
第4章 一人はみんなのために、みんなは一人のために(苦闘と闘う;憧れの第3回世界女子競技会プラハ大会へ ほか)
第5章 人見絹枝逝く(病に倒れる;壮絶な死 ほか)
日本とチェコの「人見絹枝」・女性スポーツ支持者懇談会
著者等紹介
田中良子[タナカヨシコ]
1959年、東京教育大学(体育学部)卒。1983~2002年、国際陸上競技連盟/アジア陸上競技協会/日本陸上競技連盟各委員。日本学生陸上競技連合女子委員長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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