憲法上の平等原則と司法審査基準

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  • サイズ A5判
  • 商品コード 9784842010939
  • Cコード C3032

出版社内容情報

憲法上の平等原則の実体的価値を基礎に、日本とアメリカの主要判例・学説を分析した上で、緩やかな司法審査基準から厳格な司法審査基準に至る判断枠組みの構造を提示し、その理論的意義と現代的課題を体系的に明らかにする。


【目次】

■第1部 憲法上の平等原則の実体的な価値について
 第1章 平等という空虚な概念 (平等概念について/平等概念と外在的な価値基準に基づく判断について/平等概念と権利について)
 第2章 平等原則と平等権  (原則と権利の関係について/平等原則について/日本国憲法の平等原則の実体的な価値について)
■第2部 日本国憲法14条1項の「法の下の平等」と司法審査基準
 第3章 日本国憲法14条1項の「法の下の平等」の意義について (形式的平等と実質的平等/立法者非拘束説と立法者拘束説、相対的平等と絶対的平等)
 第4章 日本国憲法14 条1 項の「法の下の平等」と合理性の基準 (日本国憲法14条1項後段が列挙する差別禁止事由の意味と司法審査基準/尊属殺重罰規定の合憲性について/在外国民に対する選挙権制限の合憲性について/国籍法上の日本国籍取得要件の合憲性について/非嫡出子の法定相続分規定の合憲性について/民法上の女性の再婚禁止期間の合憲性について/最高裁における合理性の基準の適用に関する判例法理の展開)
 第5章 合衆国憲法上の平等原則と合理性の基準 (連邦最高裁の判例における合理性の基準/ Windsor 判決における合理性の基準の適用/ Romer 判決における合理性の基準の適用/露骨な差別的意図を持つ立法と合理性の基準/日米の判例に見る「合理性の基準」の相違点)
■第3部 アファーマティヴ・アクションの合憲性をめぐる司法審査
 第6章 合衆国憲法の平等保護条項とアファーマティヴ・アクション (アファーマティヴ・アクションについて/相克する二つの平等観について)
 第7章 司法審査基準の適用をめぐる連邦最高裁裁判官の対立 (カリフォルニア州立大学医学校におけるアファーマティヴ・アクションの合憲性について/連邦法に基づく公共事業におけるアファーマティヴ・アクションの合憲性について/市の条例に基づくアファーマティヴ・アクションの合憲性について/放送免許に関するアファーマティヴ・アクションの合憲性について)
 第8章 厳格審査基準の適用をめぐる判例法理の展開 (連邦政府調達契約におけるアファーマティヴ・アクションの合憲性について/テキサス州立大学ロー・スクールにおけるアファーマティヴ・アクションの合憲性について/ミシガン州立大学ロー・スクールにおけるアファーマティヴ・アクションの合憲性について/ほか)
 第9章 隠された不正な立法意図と厳格審査基準 (厳格審査基準の適用に関する判例法理の展開/隠された不正な立法意図と厳格審査基準の適用方法/反証理論の問題点について)
 第10章 連邦最高裁における先例拘束性と判例変更 (連邦最高裁における先例拘束性の原則について/近年の連邦最高裁における先判例変更のアプローチ)
 第11章 「疑わしい分類」の法理をめぐる法的諸問題 (「疑わしい分類」について/「疑わしい分類」の法理の問題点)
 第12章 憲法上の平等原則とアファーマティヴ・アクショ

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