内容説明
ライターのイザベルは、作家アニータの取材のためブラジルを訪れた。アニータの自宅に滞在することになり、到着早々ディナーに向かうが、義理の息子だという男性を紹介されて全身が凍りついた。アレジャンドロ。三年前ロンドンで出会ったけれど、夜をともにしたあと、彼は急用だと言ってブラジルに帰国した――必ず戻ってくるという言葉だけを残して。連絡を待ち続けていたのに、故国でほかの女性と結婚していたなんて!声を失う彼女に近づいてきたアレジャンドロと握手をかわし、その顔を見上げたイザベルは再び全身が硬直した。このうえなくハンサムな顔に、ふためと見られない傷跡があったのだ。■ベテラン作家アン・メイザーが描く、情熱的なブラジル人ヒーローとのラブストーリーです。さまざまなトラブルを経て再会した二人。この恋ははたして?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ちゃろ
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⭐⭐ヒーローは情熱的なブラジル人。でも、いくら事故にあったって、電話ぐらいできるわよね。ヒロインを責めるなんて勘違も甚だしい。2014/02/04
みろん
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若い頃に結婚したバツイチのジャーナリストと、事業を引退した父親からいろいろ干渉されているブラジル人富豪とのロマンス。話としてはメリハリあるけど、心理描写に中身がないので話に入り込みにくい…。2010/07/30
MOMO
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前半、アレジャンドロ君のあまりの軽さに唖然とし、ほんとに、こいつがヒーローなのか?と思ってたら、後半では傷と障害を持つ影のある男性に大変身!策を練り、イザベラちゃんを誘い出し、傲慢系ヒーローらしいところを見せてくれます。ただ、残念なことに、彼が傷を負う原因となった事故の状況や、その後の結婚までのいきさつが、ラストでちょっと触れられていただけなので、少々物足りない感じが・・・アニータ母ちゃんの言動の説明も、もう少し欲しかったわ・2010/07/18
Mari
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★☆2010/06/28




