目次
太宰治研究―女性独白体の成立と展開(女性独白体の萌芽―「猿面冠者」と「虚構の春」;「女生徒」と素材有明淑の日記;女性独白体の展開;女性独白体の到達点―「斜陽」;女性独白体を生んだ時代背景―雑誌と女性読者)
閉じられ、開かれた物語―太宰治「待つ」論
太宰治「女生徒」論―素材有明淑の日記公開を受けて(有明淑の日記;有明日記と「女生徒」;「女生徒」と「俗天使」;「女生徒」と「待つ」)
太宰治・女性独白体作品とジェンダー―方法としての女性の語り
添付資料
著者等紹介
櫻田俊子[サクラダトシコ]
1970年、青森県に生まれる。地元青森で高校の教員を続けながら、法政大学大学院にて修士号、博士号を取得した。太宰治、特に「女性独白体」の文章に強い関心を持ち、研究を続けていた。脳腫瘍のため2012年8月4日に死去。享年41歳(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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