内容説明
幻のヒッタイト王国の復元に一生を捧げる著者が、ボアズキョイ文書と考古資料を充分に駆使しながら、ハットゥシャの宮殿、神殿の機能や、葬祭殿であるヤズルカヤについて、またヒッタイト王国とエジプトとの関係に言及した、アナトリア考古学の入門書。
目次
1 発見と発掘―地勢と自然、文書庫、都市の歴史に関する記録
2 町の構造―町の発展と巨大建造物
3 前14、13世紀の王城
4 ヤズルカヤ―ヒッタイトの岩の聖所、その意味と年代づけ
5 ハットゥシャの発掘と文書から見たヒッタイト王国とエジプト
6 フリュギア、ペルシア時代のハットゥシャ―ボアズキョイ