感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
i-miya
46
2014.02.09(02/09)(再読)著。 02/06 (あとがき=末期の一票) 昨秋来日して、例によって本屋の棚を覗き、ヨーロッパ見聞録といった本、ずらりと並び、驚いた。 ナショナル金銭登録機、アメリカ-人間を正直にして、罪を犯させないため。 (はじめに) ◎「口あけて、腸(はらわた)見せる、ザクロかな」 この日本語の文字の長所を圧殺して英文のように「左横書きに統一せよ論」がある。 2014/02/09
七
12
日本生まれ・日本育ちのユダヤ人イザヤ・ベンダサンによって語られる日本人論。日本人を痛烈に批判する一方で、日本の古典を味読・援用したり、日本の名士の武勇伝を称賛したりするところからは、日本人への並々ならぬ愛着が感じられた。一見辛辣な言葉の羅列も、ユーモアの要素を随所に散りばめることで非常に面白いエッセイに仕上がっていた。「日本人」の対極として位置づけた「ユダヤ人」に語らせるという設定も「日本人」の特質を際立たせるのに全く巧妙な手立てであった。→2021/08/19
kiji
1
日本人の比較文化論の先駆け。「水と安全はタダと思ってる日本人」など耳が痛い話がたくさんありました。古い本ですが今でも興味深く読めます。その後のイスラエルとアラブの関係一つとっても歴史の難しさがわかります2012/08/14
Maumim
0
1995年5月12日読了。
スケスケ
0
ユダヤ人の作者が日本人とユダヤ人の相違点、共通点(あまりないが)についてまとめたほんである。 古い本であるため読むのは少し難しいが、読み応えのある本であった。特にユダヤ人のお金に関する内容は興味深かった。 また、日本人は日本教であるとの解釈が非常に納得できたし、ユダヤ人を含めた海外から見た日本のことを客観的に捉えることが出来る素晴らしい本だと思う。2021/05/09