出版社内容情報
●製法変更、委託先の変更、溶媒の変更、、、これらがもたらす”リスク”とは?●製法変更、委託先の変更、溶媒の変更、、、これらがもたらす”リスク”とは?
●必ず起こるといっても過言ではない“変更”、個別性の高いテーマだからこそ”事例”を多く集めています!
製造方法、製造場所、規格、原料等、承認取得後の変更は高い頻度で発生する事象です。昨今、話題になった品質問題では、「適切に変更管理ができていない」、「申請や届出を行うべき変更が放置されている」といったことに起因するものも多く、今一度“適切な変更管理”の実施方法を見つめ直す時期にあると言えます。
本書は、ICH Qシリーズのガイドラインが示す“リスクベース”の考え方を導入した変更管理手法を解説し、変更頻度が高い事項の例を示す実践書です。製造の委受託が活発化する現況も考慮し、変更管理の一環として技術移転の手法も盛り込んで、網羅的かつ深い知識を提供します。
古澤 久仁彦[フルザワ クニヒコ]
著・文・その他
内容説明
ICHの変遷や各国の変更管理に係る規定等を整理するとともに、頻繁に行われる変更のケースを例にとって“リスクベースの変更管理”の考え方を紹介する。
目次
1章 各国当局が求めるリスクベース変更管理(ICHにみられる変更管理の概念変化;変更申請・手続き ほか)
2章 変更管理の手順と品質への影響評価(変更におけるリスク評価の基礎;変更時に検討すべき事項 ほか)
3章 FDA warning letterおよびEMA non‐compliance reportにみられる変更管理の不備(米国FDAの変更管理に関する考え方;Warning letterおよびnon‐compliance reportの事例)
4章 変更例とリスク(反応溶媒の変更;出発原材料を自社生産から購入品に変更 ほか)
5章 技術移転、導出(技術移転プロジェクトのポイント;各項目別:技術移転に際して必要となる情報 ほか)
著者等紹介
古澤久仁彦[フルザワクニヒコ]
1978年住友化学工業に入社。農薬の創薬、安全性評価・開発登録等に従事。2004年に三井農林に入社しAPIの製造部門にてFDA対応等を歴任。2010年からテバ製薬の信頼性保証部門にてGMPコンプライアンス・グローバルGMP監査を担当。2014年退社。その後フリーランスのGMPコンサルタントとして活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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