出版社内容情報
病院薬局での実習中に修得すべき項目ごとに「概要」、「学ぶ項目」を設け、その目的を明確にしている。また、重要な事項に関しては必要最小限の解説を加え、短時間で理解が得られるように構成されている。さらに実習した内容を確認するための「実習チェック項目」、実習中、指導者とディスカッションした内容を記録するための「メモ欄」、薬剤業務でよく用いられる専門的な用語や重要な用語を探したり理解するためのキーワードを各頁に設けている。 【編集担当者コメント】従来の実習書は実習項目の内容を詳細に解説することに重点がおかれ、実習書というよりは座学的な参考書としての性格が強く、現場での実習書としては使いにくい一面があった。薬学生の実習項目ごとに目的、方法・手段、結果、考察といった論理的流れを導入した本書は、指導者にとっても指導しやすく、実習生にとっては効率的な実習成果が得られる実習最適書である。