内容説明
『一握の砂』の鑑賞・評釈を新たな視座で再検討!歌集の主題を形成する「我を愛する歌」一五一首を評釈し、一首ごとの発想と表現から、文学テクストとしての構造を解明。
目次
短歌史を創る『一握の砂』の意義
「我を愛する歌」評釈(東海の;頬につたふ;大海に;いたく錆びし;ひと夜さに;砂山の砂;砂山の裾;いのちなき;しつとりと;大といふ ほか)
著者等紹介
太田登[オオタノボル]
1947年 奈良市に生まれる。現在 天理大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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