目次
時衆研究を行うにあたって―意義、環境、そして課題
第1部 時衆とは何か(時衆の定義;時衆史の再構成;一向俊聖教団研究の回顧と展望)
第2部 時宗の展開(四条時衆の展開―摂津・河内・和泉国の事例から;霊山時衆の展開―山城国の事例から;善光寺聖の展開―信濃国を中心とする諸国の事例から;藤沢時宗の展開―常陸国の事例から;一向俊聖教団の展開―出羽国の事例から)
第3部 中世社会にはたした時衆の意義―「一向衆」から「時衆」へ(中世における「悪」―“新仏教”の成立の基層;一遍智真による時衆構築と他阿真教によるその変容;中世仏教の全体像―時衆研究の視点から)
近世・近現代時宗と国家権力―時宗における国家観・天皇観
著者等紹介
小野澤眞[オノザワマコト]
國學院大學大学院博士前期課程を修了し、研究所専任研究員、高校非常勤講師、大学非常勤講師、国立博物館リサーチアシスタントなどを経験。2009年、東北大学大学院博士後期課程単位取得満期退学。2010年、同大学から博士(文学)を授与される。2002年より武蔵野女子大学(現武蔵野大学)仏教文化研究所非常勤研究員、2011年より東北大学大学院文学研究科専門研究員を併任、現在にいたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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