目次
1章 共通して学ぶべき事項(皮膚、皮下組織の局所解剖;主要な基礎疾患の管理;全身・局所のフィジカルアセスメント ほか)
2章 特定行為ごと学ぶべき事項 褥瘡または慢性創傷の治療における血流のない壊死組織の除去(褥瘡および慢性創傷の治療における血流のない壊死組織の除去の目的;褥瘡および慢性創傷の治療における血流のない壊死組織の除去の方法;褥瘡および慢性創傷の治療における血流のない壊死組織の除去の適応と禁忌 ほか)
3章 特定行為ごと学ぶべき事項 創傷に対する陰圧閉鎖療法(創傷に対する陰圧閉鎖療法の種類と目的;創傷に対する陰圧閉鎖療法の適応と禁忌;創傷に対する陰圧閉鎖療法に伴うリスク(有害事象とその対策等) ほか)
資料編 特定行為に係る看護師の研修制度の概要
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
OHモリ
8
褥瘡の専門でも何でもないのに仰せつかった看護師特定行為研修のOSCE外部評価のお仕事のため1年ぶりに再読。同じお仕事で瘻孔管理や気管切開の本も読んだけど、自分にとっての相対的な苦手分野だからなのかもしれないが、この褥瘡テーマの本はよくできていて勉強になるなと再認識した。 で、今日のOSCE外部評価の実地試験は受験者の看護師さんの緊張感と熱意が伝わってきてとても刺激になった。振り返りでは思わず専門の皮膚科医師に質問してしまったりしてこちらも勉強になったのであった。2021/01/08
OHモリ
7
●在宅医療をやっていると避けては通れない褥瘡。初めは眠たくなったけど読み終わってみれば勉強にもなったし、けっこう面白かった。考え違いしていたことに気が付いたのはとっても重要なことだったし、褥瘡の理論を教科書で全般的に見通しながら学べたことも大きかった。 ●「デブリは慌てるな!」これ、知らなかったのだ!今まで時期を待たずに急性期の時期でデブリしてたような気がするし、外科往診を依頼しても様子を見るだけでなかなかデブリしないのでやきもきしていたが、ワシの無知だったんだと今頃知らされた。いやあ勉強になった!2019/10/12