出版社内容情報
漢方がわかれば、痛みや不定愁訴の診療が楽しくなる──。竹田貴雄先生のおもしろ漢方講演を単行本化。「漢方を学びたいけれど難しい本はチョット……」という先生も、講演をライブで聴講する感覚で気軽に読めて、いつの間にか漢方知識が身につく本。
竹田 貴雄[タケダタカオ]
北九州総合病院麻酔科部長
目次
1 漢方の勉強ポイント「寒熱」(西洋医学と東洋医学;温めたいのか冷やしたいのか;その痛みの背景は;西洋薬の働きを漢方に置き換えて考えると)
2 氣血水の異常(痛みの原因で多い「水」「血」の治療;忘れてはならない「氣」の治療)
3 柴胡剤=人間関係調整剤(肝脾;柴胡剤はpsycho剤;四診:漢方の診察法;おすすめの柴胡剤)
4 外来、病棟、手術室でも、漢方がいい仕事するんです(手術麻酔でも漢方;整形外科でも漢方;せん妄に漢方;がん治療期の漢方;臨死期の漢方)
著者等紹介
竹田貴雄[タケダタカオ]
1968年、山口県下関市生まれ。1994年、産業医科大学医学部卒。2000年、新日鐵広畑病院(現:製鉄記念広畑病院)でのペインクリニック外来を通じて漢方薬と鍼治療に出会う。2015年4月より北九州総合病院麻酔科部長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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