子どもを選ばないことを選ぶ―いのちの現場から出生前診断を問う

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子どもを選ばないことを選ぶ―いのちの現場から出生前診断を問う

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  • サイズ B6判/ページ数 209p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784840407731
  • NDC分類 495.5
  • Cコード C0077

出版社内容情報

《内容》 産科医の著者は、自然なお産と子どもたちの成長をみつめるうち、出生前診断はいのちの選別であると実感する。臨床遺伝医・長谷川知子氏へのインタビュー、ダウン症をはじめ障害のある子どもを育てる両親との座談会を通じ、いのちをはぐくむ本質を考える。出生前診断を迷う妊婦さんや、赤ちゃんに障害を持つ可能性を告げられた両親に読んでほしい本。

目次

1章 いのちを産む(出生前診断;ダウン症の子どもたち ほか)
2章 お母さんがよかったから生まれてきた(病気だけではなく人を見る;ダウン症は体質 ほか)
3章 いのちを、ありがとう―座談会・私たちの体験を語る(ゆっくりと着実な成長の中で;無知から来るショック ほか)
4章 子どもが選んで、子どもが決める(子どもは授かりもの;いのちの選別 ほか)

著者等紹介

大野明子[オオノアキコ]
産科医。岐阜県岐阜市出身。子ども時代は本ばかり読んで過ごした。1980年東京大学理学部化学科卒業後、東京大学大学院理学系研究科化学専門課程修士および博士課程修了、理学博士。無機地球化学専攻。温泉や火山ガス中のマントル物質を探る研究をしていた。出産後子どもを母乳で育てる体験から産科医を志し、愛知医科大学医学部医学科に編入、1993年卒業する。日本赤十字社医療センター、日本医科大学付属病院、愛育病院、東部地域病院に勤務。1997年6月より出張分娩(自宅出産)専門の「九段お産相談室」(98年8月「明日香医院」と改称)を開設する。1999年6月より杉並区高井戸にて「お産の家明日香医院」開院。以降、入院分娩も扱い、現在に至る。小さなお産の家で、助産師スタッフとともに、お産に精進する日々を暮らしている。日本産科婦人科学会専門医、日本新生児学会会員、日本母性衛生学会会員
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