出版社内容情報
緑川 聖司[ミドリカワセイジ]
竹岡 美穂[タケオカミホ]
内容説明
怪談収集家の助手をつとめる浩介は、筋金入りの霊媒体質。行く先々で霊を呼び寄せてしまう。海水浴にきたのに、なぜか「百物語の会」に参加することになり―謎の人・山岸さんの秘密にも迫る!?夏休みの怪談!小学校上級~
著者等紹介
緑川聖司[ミドリカワセイジ]
『晴れた日は図書館へいこう』で第1回日本児童文学者協会長編児童文学新人賞佳作を受賞し、デビュー
竹岡美穂[タケオカミホ]
人気のフリーイラストレーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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nana&qoo
23
娘の冬休み宿題。親子読書。なぜ夏の設定の本なのか、なぜ怖がりのくせに怪談集なのか、と娘のチョイスに憤りつつ、宿題なので読みました。霊媒体質の小学生が主人公。夏休みに遊びに行った海辺の町で、怪談話を次々と引き寄せる。小さな話から結構怖い話まで、飽きさせず続きます。名探偵コナンが殺人事件ではなく幽霊話に巻き込まれるようなものでしょうか。そんな設定は無理やりなんですが、子ども向けながらも楽しめました。ただし、本作品はシリーズ2作目。これをいきなり親子読書に選ぶ娘の感覚が謎です。2019/01/08
つき
11
園田さんの親戚が営む旅館へやってきた浩介たちは、あるお寺で200年も続いている、百物語の集会に参加することになった。そこには、山岸さんも参加していて…。神出鬼没の山岸さんにやっぱり驚く。そんな山岸さんも今回はちょっとピンチに! 海辺の怪談を収録。2018/08/23
kanon
5
夏になると出てくるイメージがあるこの方の怪談本。凄く怖くてぎゃー!というわけではないんですが、淡々とした怖さがあるような気がします。百物語の会とか、見てみたいし気になるけれど、参加したくないです。でも、やっぱりちょっと気になる・・・。2016/08/29
ねこうさ✿
3
夏休みに友達の親戚の家に行って百物語の会や海の怪談に巻き込まれる主人公。溺死体に死体が絡み付いている話…。ぬ〜べ〜でもあったなぁ。怖い…。七人みさきも怖い。百物語じゃなくても怖い話を語り合ってみたいけれど話術ないので無理かな。児童書ホラーはやっぱり面白い。なんでもお見通しな山岸さんは何者なんだ…。そして、かげ男とはどういう関係なのか。進展はなかったので次の展開が気になる。帰還、冒険と来たからシャーロック・ホームズのタイトルをもじっているのかと思ったけれど次は違うのか。2016/07/10
へへろ~本舗
2
怪談の中に短い怪談が入れ子式に入っているパターン。面白い。2022/12/16
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