出版社内容情報
《内容》 一人の超低出生体重児の入院から退院を通して、NICU看護のポイントをやさしく解説。経時的に、しかも新人と先輩ナースの会話形式で解説しているので、シミュレーションがしやすく、ポイントをしっかりとおさえられる。NICU看護の幅広い知識が身につく、新人ナ－スにとくにおすすめの一冊！
《目次》
序
本書の出版にあたって
本書の利用にあたって
第1章
入院時のケア
１．出生前の情報収集
２．入院の準備
(1) 保育器
(2) 人工呼吸器
(3) 輸液
(4) 各種物品
(5) 感染防止
番外編 感染予防って、何をすればいいの！？
３．搬送
４．入院時の処置
(1) 観察
(2) 体温管理
番外編 低体温の予防って、保育器収容以外に何をすればいいの！？
(1) 培養検体の採取
(2) 採血
(3) レントゲン撮影
５．両親への対応
(1) 入院オリエンテーションＩ
(2) 入院オリエンテーションII
(3) 父親の初回面会
６．入院時の合併症とその対応
i. アシドーシス
ii. 低体温
第2章 急性期のケア
１．呼吸管理
(1) 気管内吸引
(2) サーファクタント
(3) 人工呼吸器の設定
(4) IMV、SIMVとHFO
(5) 挿管チューブの交換
(6) 新生児慢性肺疾患
(7) 抜管
(8) 酸素療法
(9) 無呼吸発作
(10) N―DPAP
番外編：呼吸管理時は、仰臥位か腹臥位か！？
２．循環管理
３．輸液管理
(1) 末梢輸液
(2) 高カロリー輸液
(3) 輸血
４．栄養管理
(1) 冷凍母乳
(2) 経管栄養
５．黄疸管理
６．日常のケア
(1) 体重測定とシーツ交換
(2) 皮膚の保護
番外編：それでも損傷してしまったら！？
(3) 保育器交換
７．両親への対応
(1) 母親の初回面会
(1) 急性期の面談
番外編：母乳を運ぶのはパパの仕事
８．急性期の合併症とその対応
Ａ．呼吸器疾患
i. 呼吸窮迫症候群
ii. 新生児一過性多呼吸
iii. 慢性肺疾患
iv. 気管支肺異形成
v. ウイルソン・ミキティ症候群
vi. 先天性肺炎
vii. 気胸
viii. 肺出血
Ｂ．循環器疾患
i . 動脈管開存症
ii. 新生児遷延性肺高血圧症
Ｃ．消化器疾患
i. 壊死性腸炎
ii. 胎便病
Ｄ．神経疾患
i . 仮死
ii. 脳室内出血
iii. けいれん
vi. 脳室周囲白質軟化症
Ｅ．代謝性疾患
i . 高血糖・低血糖
ii. 低カルシウム血症
iii. 高ビリルビン血症
Ｆ．感染症
i. 敗血症・髄膜炎
第3章 安定期のケア
１．与薬
２．沐浴
３．ディベロップメンタルケア
４．カンガルーケアと保育器外での抱っこ
５．経口哺乳
(1) 経口哺乳への移行
(2) トラブルへの対処
６．コット移床
７．各種検査
８．両親への対応
(1) 安定期の面談
(2) 面会
(3) 乳房管理と搾乳
９．安定期の合併症とその対応
i. 鼠径ヘルニア
ii. 貧血
iii. くる病
iv. 未熟児網膜症
v. 発育の異常
vi. 無呼吸発作
第4章
退院時のケア
１．育児への参加
(1) 面会時の育児参加
(2) 直接授乳の開始
２．退院の準備
(1) 家族の受け入れ態勢の把握
(2) 育児指導
(3) 家庭環境への適応
３．退院の決定とその要素
４．退院後の相談受付
５．退院後の問題と地域との連携
６．フォローアップ外来
資料編
看護基準
入院の取り扱い方
一般検査の採取方法
体重測定
呼吸・心拍・体温の観察
血圧測定
経皮的酸素分圧測定：パルスオキシメーター
気管内挿管
気管内挿管チューブの交換
気管内吸引と洗浄
気管内吸引と洗浄（トラックケア）
Ｎ―ＤＰＡＰ
酸素療法
輸液療法
点滴静脈内注射
中心静脈カテーテル
多種混合輸液の作成
観血的動脈圧ライン・Ａライン
輸血
レントゲン撮影
頭部レントゲン断層撮影
眼底検査
保育器の取扱い
ウォーター式・ゲル式除圧マット
保育器外抱っこ
コットの取扱い
コット収容児の看護
環境整備
リネン交換
全身清拭
経管栄養
与薬
母乳の冷凍・解凍
強化母乳
退院
索引
おわりに
参考文献
-
- 電子書籍
- 愛は秘めたまま〈思いがけない恋に落ちて…
