河出新書<br> ピアニストは「ファンサ」の原点か―スターとファンの誕生史

個数:
電子版価格
¥1,100
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

河出新書
ピアニストは「ファンサ」の原点か―スターとファンの誕生史

  • ウェブストアに28冊在庫がございます。(2025年12月16日 18時22分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 216p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784309631967
  • NDC分類 763.2
  • Cコード C0236

出版社内容情報

「ファンサ」の原点は「19世紀」にあった!?

1842年、ベルリン。とあるピアニストのリサイタルの様子を描いた1枚の風刺画がある。彼の名はフランツ・リスト。彼は類稀なる自己プロデュース力と「ファンサ(ファンサービス)」により人びとを熱狂させ、一世を風靡した。過熱するファンの求愛にスターはどう応えたか。ファンとは一体何者か。19世紀のクラシック音楽界を中心に、スポーツ、文芸、バレエなどからファン文化をめぐる諸相を読み解く。『ベートーヴェン捏造』の著者による、異色のファン歴史文化論。

【目次より】
Ⅰスターとファンと公衆──彼らはいつ現れたのか
Ⅱなぜピアニストはスターになりえたか
Ⅲリスト・ファンとは誰だったのか
Ⅳファンたちの功罪
Ⅴ聴衆とファンの正しさをめぐって


【目次】

内容説明

19世紀の風刺画から読み解く、「推し活」の源流とは?花を投げる、最前列で凝視、失神vs.超絶技巧、お手振り、表情管理。ファンの熱烈アピールと、スターの自己プロデュース。

目次

1 スターとファンと公衆―彼らはいつ現れたのか
2 なぜピアニストはスターになりえたか(ピアノの魔術師―その華麗なる(?)生涯
スターと伝説をめぐって―牧童とライバル ほか)
3 リスト・ファンとは誰だったのか(女性が男性を凝視する―オペラグラスのパラダイムシフト;病気とみなされたリストマニアたち ほか)
4 ファンたちの功罪(女性ファンの問題行動―マナー違反、窃盗、加害行為;男性は「女性より理性的」だったのか ほか)
5 聴衆とファンの正しさをめぐって(風刺作家のネタにされるリスト・ファン;音楽批評ブームの内情―勢力図に欠けていた存在 ほか)

著者等紹介

かげはら史帆[カゲハラシホ]
1982年、東京郊外生まれ。法政大学文学部日本文学科卒業、一橋大学大学院言語社会研究科修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品