内容説明
会議やコンペ、ワークショップなどあらゆる場面で役立つ。A4用紙を貼るだけのシンプルプレゼンテーション&思考整理法。
目次
第1章 まずKP法を見てください
第2章 プレゼンテーションを成功させるための基本的な考え方
第3章 KP法はプレゼンテーションを変える
第4章 KP法をやってみよう
第5章 KP法の必須テクニック
第6章 KP法実践講座
著者等紹介
川嶋直[カワシマタダシ]
1953年東京都生まれ。公益財団法人キープ協会環境教育事業部シニアアドバイザー、立教大学大学院異文化コミュニケーション研究科兼任講師、日能研体験的学び室顧問。1980年にキープ協会に入り、まもなく「自然体験型環境教育事業」を組織内で起業。2005年の愛・地球博では「森の自然学校・里の自然学校」の統括プロデューサー。2007年から2010年には「企業と環境NPOとの協働を考える戦略会議」を主宰。経団連自然保護協議会、NTT東日本、NTT西日本や日経BP環境経営フォーラムと共に、環境コミュニケーション担当者対象のセミナーも行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Gasse
4
課題本。「紙芝居プレゼンテーション」だから「KP法」。A4紙にマーカーを使って手書きで字を書き、ホワイトボードにマグネットで貼り付けていくという、シンプルな手法。YouTubeにも著者の動画がいくつも挙がってますが、なかなかおもしろいし、実際にやってみると楽しい。シンプルゆえに、「人に情報を伝える」というプレゼンテーションの本質へ立ち帰ることができると感じる。文字とポンチ絵ぎっしりのパワポプレゼンに飽き飽きしているなら、試してみるといいかも。2019/11/19
乱読家 護る会支持!
3
人前で話す時には、たくさん情報を持って帰って欲しいと思い、情報過多のプレゼンになりがち。でも、本当に参加者に伝えるためには、最低限に絞り込んだ内容を効果的にわかりやすく伝えねばならぬ。なかなか、目からウロコだす。。。。。「言ったら、伝わる」は伝える側の傲慢。人は知っただけでは、行動しない。講演の話し手のほとんどは、「たくさん伝えたくてしかたがない病」にかかっている。たくさん伝えて満足するのは、伝える側だけ。100教えて92忘れるよりも、10教えて8覚えてもらったほうが絶対によい。などなど。2014/06/20
ぴーたん
2
尊敬している先生のブログで紹介されていました。KP法=紙芝居プレゼンテーション。KJ法をもじってます。アナログでパラパラ、ホワイトボードにマグネットで貼っていく方式。このプレゼンを通して一体何を伝えたいのか、情報過多になりがちなところをぐっと抑えてシンプルに伝えましょうという趣旨のようです。確かに、相手に伝わらなかったら意味が無いよね。その辺りを何度も強調されていました。あとプレゼンのあとのおしゃべりタイムも思考を整理するのに大事。どうしてもあれもこれも!となってしまうので気をつけます。2014/08/06
aoi
2
実践したあとにさらに感想を追記します。2014/08/17
epitaph3
2
紙芝居とプレゼンのコラボレーション。A4用紙にペンで書いて、それでプレゼンという、シンプルさが、ワクワク感を高める。誌上体験もできて、伝えたい!という著者の気持ちがすごく伝わる。読みながら、自分とペチャクチャタイム。2014/01/11