- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > 電撃文庫
内容説明
この世界には『アンティーク』と呼ばれる物がある。年代物の骨董品や古美術品のことではない。幸運を呼ぶ石、未来の姿が映る鏡など、不思議な力が宿った器物を指す。世の中は広いもので、そんな怪しい物を扱う店があったりする。付喪堂骨董店~FAKE~。だが、名前の通り扱っているのはそれの偽物ばかり。無愛想な少女が不気味な品ばかり勧めるので閑古鳥が鳴いている胡散臭い店なのだ。でも、ごくまれに本物が舞い込んでくるから面白い。では、そんな変わった品を手にしてしまった人たちのことを、これからお話しよう。
著者等紹介
御堂彰彦[オドウアキヒコ]
『王道楽士』で第7回電撃ゲーム小説大賞“選考委員奨励賞”を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ううち
34
タイトルに惹かれて。アンティークという不思議な力を持った品物に絡めたちょっとブラックなミステリー?途中で人物を見失う所もありましたが、主人公が落ち着いた雰囲気なせいか、淡々と進むのでさらりと読めました。咲ちゃんが可愛らしい。2015/11/01
佐島楓
34
不思議な力を持つ「アンティーク」を取り扱うお店で働く少年と少女の物語。第一話のお話の持っていきかたがすごく良くて、引き込まれました。比較的落ち着いた文体も好み。二巻に行きます。2015/07/22
中性色
28
ある意味この作品もラノベで考えてみればアンティークだよなぁ。初版06年だぜ?ただ、この手の作品にしてはちょっと微妙かな。短編形式なので区切りよく読んでいけるところとかはいいんだけど。メインキャラ以外は使い切りになってしまう仕様だけど、そういう意味ではしにがみのバラッドなんかはうまかったな。これもそんな感じなのかどうか。個人的には最後の章を読むために読んだ感じがしてしまったかも。2015/04/30
そのぼん
26
『アンティーク』と特殊能力を扱った作品でした。・・・が、何故か作品に馴染めないまま流し読みになってしまいました。何となく不気味な雰囲気は悪くないんじゃないかと思って読み始めたのですが・・・残念でした。2013/06/21
しぇん
23
再読。アンティークという超常の道具を扱うお店を舞台にした短編連作。アンティークに心奪われて道を踏み外してしまった人など少し切ない話が多いですが、毎回最終話だけ主人公二人のちょっとずれたイチャイチャ話が読めて凄く好きなシリーズでした。久しぶりに読み返してみましたが、今でも充分楽しめて良かったです2023/01/16
-
- 和書
- 現代社会学のフロンティア