目次
第１部 社会学の理論・学史における課題（ジンメルにおける個人と社会の問題―主としてカントの「定言的命法」の思想との対決を手懸りにして；デュルケムにおける道徳―『中庸の道徳』と『沸騰の道徳』；政治社会学としての「合法性」社会学の問題点；マンハイムにおける歴史社会学の意義；忍法帖における宗教社会学―ウェーバーとマルクス異聞）
第２部 現代社会の医療・福祉における課題（医療社会学と権力概念；地域社会における分権化と福祉課題）
第３部 現代社会における生活・情報の諸相と課題（「生活構造」再考；シンボリック・インタラクショニズムにおける「生活世界」概念の展開；衛星放送の国際化と放送秩序の形成）
