- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > 電撃文庫
内容説明
その日。高校生の水戸貴壱は、セットした覚えのない目覚まし時計で起きた。ダイニングに降りると、何故か昨日とまったく同じ日が始まっていた。不審に思った貴壱は、「同じ日を繰り返している」ことを周囲に話すが、まったく相手にされない。困惑しつつも学校に登校するが、やはり状況は変わらないまま。そして、次の日も「昨日」と同じだった。そんな中、貴壱の同級生・上木麻衣も自分と同じ境遇であるらしいことが分かり…。リピートし続ける世界に巻き込まれた、男の子と女の子の物語。
著者等紹介
周防ツカサ[スオウツカサ]
第5回電撃hp短編小説賞大賞受賞。長崎県在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たく@ぼっち党員
8
中の上。SF,青春モノ。意外や意外、案外楽しませていただきました。表紙で損をしてる気がする。まさか、こんな世界観を描けるとはw共有された世界観を持つ4つの短編集。わりと本格的なSFなんじゃなかろうか。2巻も買ってあるので、そのうち読みます。2015/01/05
ソラ
5
【再読】2018/04/28
ソラ
2
【読メ登録以前読了作品】2006/06/11
じゃぽにか
1
なんつーか纏まりが無いなぁ……。短編とは言え、それにしても盛り上がりに欠ける。個人的には三話が好き。「ループ世界」をテーマに、一話は単純に、二話は少し意地悪に、三話は変化球、四話はよくわからん、まあそんな感じに展開していく。これ一冊じゃよくわかんないんだよなぁ。一話と四話の後日描写なんかも読者置いてきぼりだし。二巻の為の引き、としては甘い。2009/07/03
永山祐介
1
この一冊だけできちんと終わっていないという点で、不満の残る作品でした。その設定下での個々人の行動に焦点があるような作品なら謎が解けなくたって構わないのですが、「何故こうなのか」という謎解きを(各話の主人公が)やろうとしているにも関わらず答えを示さないのは欲求不満が残ります。ラブストーリーとしての個々の話自体は結構好きなのですが(特に三話、四話かな)。2006/06/18
-
- 和書
- 虚子に学ぶ俳句365日