内容説明
「わたし」と「われわれ」の間にある言葉。檻なのか 宇宙なのか。儚いのか 強靱なのか。短歌という詩形を抱えて旅をする。何に出会うかわからない。問いの渦と対話の中にきっと何かが始まる…
目次
1 対話は可能か
2 ジャンルを超えて
3 長い形式、短い形式
4 アートのなかの短歌
5 古典との対話
6 震災という問い
著者等紹介
川野里子[カワノサトコ]
1959年生まれ。歌人。歌集『王者の道』により若山牧水賞、『硝子の島』により小野市詩歌文学賞、『歓待』により讀賣文学賞、『ウォーターリリー』により前川佐美雄賞を受賞。評論『幻想の重量―葛原妙子の戦後短歌』により葛原妙子賞受賞。歌誌「かりん」編集委員。2023年度、2024年度、Eテレ「NHK短歌」選者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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