電撃文庫 ダビデの心臓〈３〉

スズキ ヒサシ【著】

アスキー・メディアワークス（2005/07発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 340p／高さ 15cm
• 商品コード 9784840230865
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

偽りの楽園を追われ、あてのない旅路につく明日馬と千尋。彼らを待ち受けていたのは、出口なき迷路だった。治安維持を名目に、ダビデの心臓の持ち主を拘束・抹消する機関“Ｚｏｓ”。かつてない冷徹さ残虐さに、明日馬たちは追いつめられていく。だが、街を封鎖され、逃げ場を失ったのは、明日馬たちだけではなかった。姉・笙子、誉守也との再会。かつては袂を分かった彼らと、生きるために手を組む明日馬。それは、街が戦場へと変貌した瞬間であった。殺戮の迷宮にはたして出口はあるのか―。現代に甦る異端の神話、堂々の第一部完。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[みどり]

あ、これ１部として完結して何も回収されないまま打ち切られたパターン。

2018/08/23

[いっしー]

まるで成長していない……。予想通りというかなんというか、第１部完という名の打ち切りコースに乗ったらしいラノベ第３弾。話の盛り上げ方が下手糞すぎるとか地の文のディテールが無さすぎるとかツッコミ所は多々ありましたが、とにかく致命的だったのは、出てくるキャラの作り込みが甘く、魅力をまったく感じなかったこと。ただでさえ陰鬱な展開なのに魅力的な登場人物もおらず、主人公は何一つ精神的な成長を見せないまま自爆とか、書ききれなくなって逃げたとしか思えませんわ。ラノベもキャラ商売なんですからそこんとこ意識してもらわないと。

2015/10/12

[森川浴衣]

これは、第２部もうでないだろうな。

2013/12/30

[銀]

…………完結

[火野]

えっこれで終わり…？