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内容説明
マイナス概念による世界の崩壊を防ぐため、全竜交渉部隊の長となった佐山御言が、次に相対することになったのは、2nd‐Gと呼ばれる日本神話の八叉を概念核にもつ世界だった。2nd‐Gは60年前の概念戦争で既に滅び、現在はLow‐G(しかも佐山と同じUCAT)に帰属しており、交渉は簡単に成立するかに思えた。だが、過去の遺恨を残した彼らとの交渉は難航し、新たな戦闘へと発展していく…。選ばなければならない未来への2つの道。果たして、2nd‐Gの人々が、そして佐山が、新庄が選んだ答えとは…。川上稔が贈る新シリーズ。第2話スタート。
著者等紹介
川上稔[カワカミミノル]
1975年1月3日生まれ、東京出身
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりも
16
2nd-G編前半戦。UCATの開発部としてLOW-Gの人間として馴染み、現在を受け入れている2nd-Gの代表・鹿島との交渉に挑む話。今回のキーワードは「嘘」ってところでしょうか。新庄運、切に隠された秘密もここら辺で明かされるのかもしれませんね。まぁ、上巻ということでそこまでの盛り上がりも見せ場もありませんでしたが、キャラのやり取りが面白可笑しいので最後まで楽しませてもらいました。ここからどうなるのな楽しみで仕方がないし、下巻期待大にして読もうと思います。2017/03/09
朝夜
16
『ここにいていいだろうか、とは尋ねない。ここにいようと、そう決めた。』読了。今回は2nd-Gとの交渉準備と新庄の嘘が主な内容でしょうか。一児の父親な眼鏡のオッサンが主人公張りに葛藤する一冊でした。そして、真顔で頭がおかしい行動にでる現実と常識がフライングしている佐山空間の驚異が半端ないです(ガクブル(マテ 次回はようやく2nd-Gとの全竜交渉でしょうか?新庄の嘘も何となく見えてきたのでそちらも楽しみにしています。2014/01/15
Yobata
13
現LOW-Gと融和し、日本神話をベースとした2nd-Gが次の全竜交渉の相手に選ばれる。UCATの開発部としてもはやLOW-Gの人間と区別がつかないほど融和し,現状に満足している鹿島を代表とした2nd-Gの人達と佐山達はどう交渉していくのか…。2巻は"名"に力を持ち,"日本神話"をベースにした2nd-Gが相手。そしてテーマは「嘘」。現状に満足していて、何をもって交渉に当たるか…交渉の前段階から漠然とした問題がある中で、求めるものがわからず思い悩む鹿島も武神と称えられながらも妻奈津に対し、ある嘘を→2016/08/18
ソラ
12
マイナス概念による世界の崩壊を防ぐため、全竜交渉部隊の長となった佐山御言が、次に相対することになったのは、2nd‐Gと呼ばれる日本神話の八叉を概念核にもつ世界だった。2nd‐Gは60年前の概念戦争で既に滅び、現在はLow‐G(しかも佐山と同じUCAT)に帰属しており、交渉は簡単に成立するかに思えた。だが、過去の遺恨を残した彼らとの交渉は難航し、新たな戦闘へと発展していく…。選ばなければならない未来への2つの道。果たして、2nd‐Gの人々が、そして佐山が、新庄が選んだ答えとは…。2008/02/01
ニック肉食
7
テーマは「嘘」かな?新庄運、切、鹿島、ここらがメインにきそうな話。まだ上巻で話がどうなるか分からないけど、面白くなってきそうです。相変わらず頭のおかしなギャグが多かったので割と読みやすい話でした。2016/05/30