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出版社内容情報
元捜査第六課所属のアヤカシ――八牧はひとつの決断を下した。仲間を攻撃し命を奪う可能性のある“存在”、そいつをこの世から抹殺し仲間を守るために自分は考えうるすべての手段を使う――と。
一方、八牧が付け狙う“存在”――山崎太一朗は混乱していた。鬼斬りの寄生が進み、アヤカシが近づくたびに意識の連続性が断たれるようになったためである。山崎の必死の願いにも関わらずさらに意識の変容は進み、そして……!
アヤカシの命を吸い、人間の魂を奪う鬼斬りの最初の一本――童子斬り。
今、その“童子斬り”を巡り、戦いが始まる――。
内容説明
元捜査第六課所属のアヤカシ―八牧はひとつの決断を下した。仲間を攻撃し命を奪う可能性のある“存在”、そいつをこの世から抹殺し仲間を守るために自分は考えうるすべての手段を使う―と。一方、八牧が付け狙う“存在”―山崎太一朗は混乱していた。鬼斬りの寄生が進み、アヤカシが近づくたびに意識の連続性が断たれるようになったためである。山崎の必死の願いにも関わらずさらに意識の変容は進み、そして…!!アヤカシの命を吸い、人間の魂を奪う鬼斬りの最初の一本―童子斬り。今、その“童子斬り”を巡り、戦いが始まる―。
著者等紹介
中村恵里加[ナカムラエリカ]
1975年生まれ。東京出身。『ダブルブリッド』で第六回電撃ゲーム小説大賞金賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マヌヌ2号
4
やばい。やばすぎる。冒頭から示された結末に向かって直進するだけの物語なのに、だからこそ、目を離すことができなかった。この一冊が生まれるのにどれだけの気力がつぎ込まれたのだろう2023/02/18
青豆
4
優樹の体が治らない?理由も不明にしたままなんだけど、変身すれば元に戻るんじゃねぇと思うけど、それをしない?謎なままにヤマさん対太一朗の壮絶な戦い。人間には冷徹なヤマさんは最後、未知に「お前は馬鹿だ」って言った所、涙腺ににきた。。。それよりも虎司は安藤を食べないで欲しいwww次巻2015/09/12
ハルナ
3
やまきのくまさん・・・ああ、もうここから救いようがない展開が待ち受けているのね。これ以上優樹が傷つくのを見たくはないけど続きが気になって仕方ない。2012/07/10
tomite
3
八牧はあんな風貌してるのに、実に良いツンデレだ(台無し!)しかし、救いが無いなぁ。今回は精神面で太一郎の、肉体面で優樹の痛みの描写が実に、リアルだった。それだけに、2人がどんどん追い詰められていくのがわかって、痛々しい。2010/10/25
ハラミ
2
なんでこんなにシリーズもんを急ぎ足で読んでるのか、ちょっとわかんなくなってきた……けど、続きが気になってるんだろうと思う。シリーズものとしては、優秀ということなのでしょうか? もうすこしだけ、全体的にテンポが早いと嬉しかったかも2013/09/03