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出版社内容情報
すべての善と悪が逆転し、憤怒・傲慢・嫉妬・怠惰・暴食・強欲・欲情こそが美徳とされる世界。支配階級にある黒き羽の者たちによって、白き羽をもって生まれた者たちは奴隷としての一生を運命づけられていた。ルカは、その世界を統べる教団幹部、七大神官の一人である。しかし、ある最高幹部の裏切りに端を発した白き羽の者たちの反乱により、世界の秩序は崩壊し始めていた。ルカはこの世界の永遠を信じ、反乱を食い止めるべく、一人奔走する。だが、真の敵は彼らではなかった。大人気SLGを裏側から描く新たな『ブラックマトリクス』。
内容説明
すべての善と悪が逆転し、傲慢・怠惰・強欲といった考えが美徳とされる世界。支配階級にある黒き羽を持つ者たちによって、白い羽を持って生まれた者たちは、奴隷としての一生を運命づけられていた。ルカは、その世界を統べる教団の最高幹部、七大神官の一人である。しかし、ある最高幹部の裏切りに端を発した白き羽の者たちの反乱により、世界の秩序は崩壊し始めていた。ルカはこの世界の永遠を信じ、反乱をくい止めるべく、ひとり奔走する。だが、真の敵は彼らではなかった…。大人気SLGを裏側から描く、新たなる『ブラックマトリクス』。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
陸抗
9
ゲームのノベライズ。ゲームはアベルが主役だったけれど、こちらは敵のルカ視点。ゲームをクリアしたのが随分前なので、こんな話だったっけ?と、改めて物語を楽しんだ。当時はやたらとルカが絡んでくるなと、他人事のように思ってたけど、裏事情を明かされ納得。2017/11/24
azuemu
1
ゲームは序盤しかプレイしていないがこの本は十分楽しめた。「善悪が逆転した世界」という設定のため、読んでいて自分の脳内価値観をいちいち確認する作業が時にカロリーを消費して、意外と考え込みながら読んでいたことに気付く。わりかし登場人物の行動が行き当たりばったりな感もあるが結構先へ先へとぐいぐいと読ませる力はあったと思う。絵も表紙だけでなく中の挿絵も高水準だし、読んでよかったと思っている。2025/10/24




