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出版社内容情報
あなたは自分の心の中に、何かが足りないと思ったことはない? 他の人にはあるのに、自分にはそれがないと悩んだことはない? 欠けているものを誰かに埋めてもらいたいと願ったことはない? そのことなら、もう心配はいらないわ。すぐに“そのとき”が来る。新しい可能性がひらかれて、苦しみのすべては終わるときが来る。私の敵〈ブギーポップ〉が邪魔さえしなければ………。私? そうね、敵は私を〈イマジネーター〉と呼ぶわ……。
第4回電撃ゲーム小説大賞〈大賞〉受賞の上遠野浩平が書き下ろす、スケールアップした新作。イマジネーターの手から君は逃れられるか……?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
とら
45
この作品、「ブギーポップシリーズ」は、一作目である『ブギーポップは笑わない』が一番評価が高く、そして一応そこで完結しているということで続巻は読むのどうしようかなあとずっと思っていたわけです。でもやはり、読みたくなりましたよ案の定wライトノベルというジャンルにも関わらず、このしっかりとしたSF。そして文体が大好きだったのです。また味わいたくなってしまって...。そして流石です。これ、まあPART2があるわけなのでまだちゃんとは言えないけれど、良作になる予感しかしない!本当に大好き。PART2も楽しみだなあ。2012/06/07
眠る山猫屋
37
再読。後々まで重要なキーパーソンとなる〝イマジネーター〟水乃星透子が登場。いや、正確には幽霊として(あるいは残留思念?)登場。今のところ、飛鳥井さんを動かしているだけだが・・・。統和機構のスプーキーEと織機綺の会話には、初読時けっこうショックを受けた記憶が。ラノベってこんな感じなの!?って。まぁブギーポップでも、こんな扱いの女の子は他にいないが。それにつけても、安能くんは可哀想。スプーキーEに洗脳され、更にイマジネーターにも操作され・・・。悲劇のヒロイン。2018/04/18
まりお
30
1巻なくて2巻から読んだ。1巻から読んでおけば良かったなぁ。しかし設定分からずとも、なんとなくスラスラ読めてしまうのが不思議だ。町で事件が起きている、少年少女が出会う、能力者や組織が出てくる。次がどうなるか気になる作品。2017/03/06
いおむ
24
今読むと織機綺に魅せられるところがある。2016/09/19
miki
17
再読です。読み直すと、やはり前とは違う印象を受けますが、おもしろさはそのまま。巻を重ねるごとに人物相関図が絡まり合ってくるのは、読み手としては楽しみでおもしろいです。2014/02/01




