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内容説明
異形都市ダイロン。古より伝わる魔法と、最新の科学技術とが融合した都である。由緒正しきグライムス魔法学院には若き才能が魔力・知力の厳しい選抜をくぐり抜け入学してくるが、レインは学院で一人、魔力を持たないただの人間だった。しかし―魔銃剣を突きつけた転入生リリアはレインに次ぐ、LEVELOの少女だった!『ぼくは、ぼくの国をつくる』。とある契約と枷を持つレインが『彼女』たちと出会った時、全ての歯車は廻り、その牙は正義をも欺いてゆく―。絶対的マギ・ファンタジア開幕。
著者等紹介
二階堂紘嗣[ニカイドウヒロシ]
第4回MF文庫Jライトノベル新人賞「佳作」受賞、「ナインの契約書」でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
1_k
6
世界設定はなかなか面白くできているし、展開もスムーズだが、一般的な構成ではない分、派手さや牽引力や盛り上がりには欠ける。もう一人のヒロインである会長があまりストーリーに絡まないのも減点要素か。決して悪くないのだが、前半立ち上がりが遅く、後半以降急激過ぎて消化不良な終わり方で、伸び悩んで凡作止まり。この設定ならもっとわかりやすい面白さに出来そうなのに、凄くもったいない。2013/05/10
しぇん
3
最近のMfの中では悪くは無く感じました。ただルビ振りすぎなのと戦闘シーンがちょっと読みにくかったですかね。展開も若干とんでるような感じはうけました。一応二巻も購入予定。2013/05/01
朝夜
3
読了。久々に真面目なMF文庫の作品を読みました(マテ 途中まではものすごく面白かったけれど三章あたりから減速したかな?主人公とイヴリンの『黒さ』は結構自分好みで楽しめました。リリア突っ張ってた割にちょろかったな… 次回も楽しみに待ってます。 それにしても当て字がすごいなこの作品…2013/04/30
尚侍
3
雰囲気が良く中盤までは面白かったんだけど、後半の展開がちょっとわかりにくかったように感じた。敵味方……というか各キャラの立ち位置が定まってない中で第二形態的なものに移行してしまうと話の筋が追いにくくなってしまうので、もう少し整理されていた方がよりわかりやすかったように思う。物語の雰囲気やキャラの描写はとてもよかったので、次巻でどのように物語を整理してくるか、そのあたりが楽しみですね。2013/04/28
椎名
3
一見して人畜無害そうな主人公がダークさを纏っている飄々とした詐欺師タイプだったり、ヒロイン達との関係が利用しあっているものだったりとストーリーや世界観の大筋以外は好みでなんとも言い難い。いつものMF、と言ってしまうと大雑把過ぎるが、有りがちな作品になっているのは事実。「正しさなんてどうでもいいんだ。おれがやりたいことは最初から一つだけだ」と笑った独善さはとにかくかっこいい。イヴの秘密や利害関係は気になるので、評価は二巻まで保留。2013/04/26
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