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内容説明
―夢壊遊廻との一戦から、一ヶ月が経過。“Over Image”関連の動きはほぼなく、学校行事も平穏に過ぎていく。しかし彩は、非日常的なゲームに答えが見つけだせず思い悩んでいた。そんな彩をピリカと玉求がプールに誘ってくる。しかし待ち合わせに現れた玉求の傍には、彩の中学時代の後輩、灰撫と未恋が。そして、彼女達もまた―!?「灰撫達の問題解決を先輩に手伝ってもらいたいのですが、無償で命をかけろとは頼めません」「人間失核を退場させるのを手伝いましょう」「…は?」プログレッシブ学園バトルアクション第三弾。
著者等紹介
遊佐真弘[ユサマヒロ]
第七回MF文庫Jライトノベル新人賞にて佳作を受賞。1994年生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
水無月冬弥
10
#ラノベ 遊廻さん回。圧倒的なヒロイン力だった。というか、これまでのヒロインさんたちの影が薄い、とくにピリカさん、完全に天川さん化しています。鬽黒さんが敵にまわったし、さてどうなるんだろう。しかし、バトルが微妙な。高位バトルになると、抽象的な概念ばかりだから、よくわからなくなるんだよねえ2013/03/09
彩灯尋
9
ただポンポンとかわいい女の子を出しているのではなく、しっかりストーリーに絡んできているのがよかった。オーバーイメージのゲーム性、一人一人のキャラクター性、伝えたいことのメッセージ性、それぞれがしっかりとバランスが取れていて面白い。表紙をめくるとスカートもめくれているような、こういう下心がある差分も好きなんだよなぁ(笑2017/11/27
神代ここね
4
完全なる遊廻回。個人的には一番好きなキャラなので嬉しい限り。ただシナリオ面、特に彩に関わる会話はどっかの型月で聞いたことあるような言葉しか出て来ず、戦闘も淡白だったのでラブコメ以外の見処がいまひとつだったのが残念。次の見処はやはり魅黒だと思うのでここでどう魅せてくれるかに期待。2013/03/22
ころん
4
遊廻との戦いに勝利し、平和な毎日を送る彩達。しかし彩は自分の願いを叶えることに疑問を感じ始めていた。ある日、ピリカの提案でプールに行くことになるが、待ち合わせ場所に現れた玉求は彩の中学時代の後輩を連れていた。遊廻さんまじヒロイン。彩の幼馴染が登場して“Over Image”の仕組みもわかって終わりが見えてきた。彩曰く、遊廻は性格が悪いらしいけど、彩が優しすぎるから良いコンビだと思うな。遊廻が後輩コンビに選ばせるシーンは彩では無理だと思うし。灰撫と未恋が仲間になって鬽黒は離脱を宣言。ピリカさんの出番はどこへ2013/02/01
416
4
なるほど3巻目にして物語の終焉が示されたわけですか。しかし、今回の巻は遊廻がメインとなっていましたが、このままメインヒロイン化してもいいのではと思うほど魅力的でした。実力的にも彩に比肩しうるのはこの人だけですし。というか、一巻で表紙を飾った金髪の子は扱いが雑な感じがしますねえ。他人の幸福しか追求できない彩が選ぶ願いは"Over Image"の記憶を残したままその存在を消滅させるというものでしたが、最強の存在である終末消失を敵にまわし、魅黒も離反させる結果となりました。2013/01/27