内容説明
柴犬ゴン、14歳。たまに「老い」を感じてドキッとする日々です。老犬と暮らす飼い主の気持ちに共感。
目次
1章 ふてぶてしくなられました
2章 いつの間にかシニア世代に
3章 ゴンもかつては若かった 子犬時代編
4章 ゴンは強いコなんだ
5章 我が家の営業部長はりきる
6章 これが年老いたということ…?
7章 活きがいいねぇ、銀柴さん!
著者等紹介
影山直美[カゲヤマナオミ]
イラストレーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Maiラピ
25
人間より寿命が短い分、速く歳を取ってしまいます。最後まで看取ってやれる安心とどんどんいろんなことが出来なくなっていくのを見守る切なさ。でもでもお年寄りの動物は特別にかわいくてたまらない。2012/07/28
虹雪
23
可愛い柴犬。ゴンはお利口さん。洋服着せてる芝はあまり見たことないけど、きっと可愛いと思う。手ぬぐい姿が可愛いから。外飼いをしたことないけど、犬にとっても飼い主と同じ屋根の下がいいんだね。シニアのドッグフードを最初に買った時は悲しくなる気持ち分かりましたし、痴呆もあると聞いていたので、そこも心配。元気に長生きして欲しい。2014/07/19
パグ犬
17
今回は、右ページ文章、左ページイラストという装丁。柴犬のゴンは、もう14歳のおじいちゃん。老いてますますいぶし銀の味わいを漂わせています。自分の年齢を少しずつ追い越していく犬の様子を、切なく、かつ、温かく見守っている影山さんの愛情がじんわりと伝わってくる。2016/06/17
はぴた(半分お休み中)
14
読友さんの柴犬日和の感想を読んで気になっていた。おじいちゃんになったゴンちゃんとの暮らしは変化が出てきたけれど、影山さんの愛と工夫で何のその。ゴンちゃん、長生きしてほしいです。2014/05/14
書の旅人
9
家族だったケンを思い出しながら読んだ。とてもかしこいコで、幼い娘にもしっかりと大人の対応をしてくれた。やがて週末に会いに行っても、ほとんど横になってばかり…。母が容態を病院の先生と相談した結果、安楽死させてあげた方が…となったと聞かされ、納得出来ないまま実家に向かうと、荒い息をしながらも頭をもたげ、目を合わせると、小さく声をあげてくれた…。「わかった。楽にしてやるから…」母の所へ行き、再び戻ってくると、ケンは旅立っていた…。そうか…、俺が来るのを待っていてくれたんだなぁ……。2016/07/20