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内容説明
稲葉悠大にはロリコン疑惑があった。幼女のパンツを手にさ迷っていればそう思われても当然だ。だがしかし、これにはとある訳があった。―子育て。そう、悠大は幼なじみのしおりとある日突然“夫婦(←!?)”になってしまい、迷子のリリィ(5歳)を本当の両親が見つかるまで育てているのだった。…これはイイ話なのか!?ドS少女ほのかや委員長に妨害…いや助けられながらもハ~トフルな子育て日誌を開始するが、悠大をストーカーする電波少女・エレナが衝撃の事実を告白してきて!?新世代ロンリーボーイ・ミーツ・ロンリーガールラブコメディ、ぼちぼち開幕。第7回MF文庫J新人賞佳作受賞作。
著者等紹介
小岩井蓮二[コイワイレンジ]
『キミはぼっちじゃない!』でMF文庫J新人賞佳作を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
humbert_2
9
金髪美幼女の平行世界放浪記。パパとママは現地調達。自称子育てを頑張る高校生の話だけど、さすがこんない甘い子育ては認められないと思う。赤ちゃんはいい子過ぎるし、周囲の理解もあるし。委員長とかお嬢様のキャラもいいキャラしてるわりには立ちきってないし、ラストでわりと唐突に主人公がヘタるしで全体的に物足りない。新人賞の無理しました感がどうしても出てる。でも会話のテンポは読んでて面白いし人もよく動いてたから、しっかり書ける環境があれば化けるかも。2012/04/22
たこやき
6
滑っている部分もあるが、ひたすらに繰り返されるキャラ同士の掛け合いはますまず。しかし、幼馴染とともに突如現れた幼女の親になって……という物語なのに、子育ての大変さとか、そういうものは殆ど描かれない。そして、その結果、終盤の絆とか、そういうのが感じられないことに。キャラの掘り下げが足りていない部分もあるし、色々と物足りない。まぁ、新人賞の場合、一応、ひとつの結論をとなるので、どうしてもつめこみ気味になる、というのはわかっているのだが……2012/03/31
Makos
6
新人賞と言うことで程ほどの期待と共に読み始めた上での感想として、正直突っ込みすぎたかな、と。SMな方々とか委員長とかポニテとかもちろん幼なじみとかそれぞれに魅力はあるんだけど、全部入れたからかちとごちゃごちゃしちゃった感がする。あと主人公には何かしらもうひとがんばりしてほしかったところ。まあ挿し絵がGJだったのとリリィがいい娘だったのと幼なじみがおっぱいだったので許す(ぇ。にゃごろおおおぅの破壊力は莫大。次?出るのかな?出たら買うとは思うけど。2011/12/21
ワルド
5
『俺、パパを頑張るから』タイトルからはちょっと分かりづらいけど、高校生の主人公が幼馴染と2人で子育てに奮闘する話。…なはずなんだけど、どっからともなくやってきた娘のリリィちゃんはいまいち影が薄い気がする。主な見所は、主人公と幼馴染のもうお前ら結婚しろよ的な会話に尽きる。長年一緒にいるからか、息のあったダブルボケ?みたいな掛け合いが楽しい。しかしちょっとストーリーの根幹となる部分や、サブキャラの絡みなんかに「ん?」とくる部分がある。いろいろと惜しい。2011/12/11
ころん
5
これは良い幼馴染ラノベ。最後まで読めばぼっちの意味がわかるけど、タイトルで損してる気がする。ラブコメディというよりもハートフルという言葉が似合う擬似家族モノ。主人公と幼馴染の夫婦漫才みたいなやりとりやクラスメイトの冷やかし、リリィの可愛さもあって、すごく良い雰囲気でした。でも学校での描写よりも家族3人の話がもっと読みたかったかも。SF部分も消化不良気味だし、続き読みたい。むしろ、数少ない幼馴染ラノベとして頑張ってほしいです2011/12/06
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