寄りそ医―支えあう住民と医師の物語

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寄りそ医―支えあう住民と医師の物語

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  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784840139878
  • NDC分類 498.021
  • Cコード C0095

内容説明

地域医療のプロフェッショナル、20年の軌跡を描くノンフィクション。

目次

第1章 名田庄村に恋をして(村に“ドロクター”がやってきた;「この村だからこそできる」を探して ほか)
第2章 地域を支え、地域に支えられる(自分が死にかけ気がついた;二つのタイプの医師―ウルトラマンとアンパンマン ほか)
第3章 人生の始まりと“死”との出会い(百年に一度の雪と男これ;祖父の家逝きを看取る ほか)
第4章 医療の世界に飛び込んで(大学は、社会の縮図だった!;語りつがれる「研修医伝説」? ほか)
第5章 地域と医療をステキな関係へ(医療にガイドラインはあっても、人生にガイドラインはない;地域絆力をつけろ!―崩壊から再生へ ほか)

著者等紹介

中村伸一[ナカムラシンイチ]
1963年福井県生まれ。自治医科大学卒業。91年卒業後3年目の28歳で、福井県、名田庄診療所に地域唯一の医師として赴任。その後、住民3000人の医療を20年にわたり(研修期間を除き)担い続けている。名田庄村(現おおい町名田庄地区)における高い在宅死亡率を実現し、老人医療費、介護保険第一号保険料を県内で最も低いランクに抑えた業績を持つ。現在も、地域医療に取り組む総合医の道を歩み続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

LIBRA

2
一人の医師の半生の活動を描いている本です。戸惑いながらも信念を持って医師として村民と成長していく姿が、また、筆者の驕り高ぶらない医師の姿勢が良いと思いました。「神様のカルテ」を彷彿させる激務振りなんですが、更に、村の医療行政にもかかわって行きます。 医療システムの根本を変えていくには、行政との連携も必須ですね!色々な改革を自ら中心になって行われている筆者に頭が下がる思いです。医師としても人間としても尊敬出来そうなこんなお医者さんに診てもらいたいと思いました。各地の地域医療への良い波及効果を期待します。2012/02/26

フジ

1
実際に作者中村伸一先生の講演を聞く機会があってとても面白かったので読みました。地域医療とかは昔から言われてることで、作者さん自身も言ってるけど何か特別なことをしてるわけじゃないんだよね。ただ当たり前の地域同士の繋がりを大切にした働きかけをしてるだけで。でも、それが意外とできない。内容の中でどんな難しいケースのオペをささっとこなして去っていくウルトラマンもカッコいいけど地域のために走り回ってるアンパンマンもいいじゃないかということを言ってるんですが、まさにこの先生のことをよく表してるなあと。2013/03/25

たろよめ

1
医者を生かすも殺すも患者次第。コンビニ受診は止めましょう!2012/06/22

32gon

1
医療って医者と患者が一体で成り立っているんだなぁと感じた。2012/03/31

penta_cvs

0
地域医療の現状を紹介する本だと思って手に取ったが、作者の自伝的な部分も多くあって、地域の医師がどのように作り上げられるのかを知る良い本だと思う。面白かったです。2013/03/15

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