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内容説明
没落貴族の館に、財産回収に訪れた魔術鑑定士・ラング。呼び出しに誰も応じないのでやむなく壊れた窓から忍び込んだラングは、いきなり剣をつきつけられる。「この私の命を狙うなど、なんという不敬。神の慈悲を乞いつつその首を差し出すのです!」と、トンデモないことを言い出したお嬢様の名前は、シャルロッテ。高いプライドと何者にも屈しない正義感を持ち、『高貴なる義務』を完璧に体現するシャルロッテに、ラングは罪をつぐなうという名目で仕えることになってしまう。借金を取り立てるまではと、仕方なく仕えるラングだが、シャルロッテは街で噂の少女誘拐事件を解決すると言い出して…。過去を持つ魔術師と気高い美少女が贈る異世界ファンタジー。
著者等紹介
TAMAMI[TAMAMI]
2月14日生まれ。愛媛産兵庫育ちで今は大阪在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
タカユキ
4
主人公の過去が、なかなか重くて良いですね。主人公の過去メインで1冊書いてくれれば余裕で買うんだけど…2011/02/05
ろびん
2
よく生きてこれましたねこのお嬢様。2016/02/14
紙魚
1
美少女がやれば許されるがオッサンがやったら決して許されないものはたくさんあるが、逆のパターンは珍しい。ドンキホーテの愛嬌はどこへ言ってしまったのか。2012/02/24
尚侍
1
表紙とタイトルから想像できるお姫様像とは大きく異なっているシャルロッテの愛すべきバカさ加減を許容できるかできないか、この作品が楽しめるかどうかはそこに尽きる気がします。正直途中まではかなりしんどかったですが、最後のオチの部分でなんとなく自分的に納得できたので、引き続き読んでみようと思います。2011/07/25
ハブ君
0
ヴァニラ可愛いよヴァニラ。2013/03/08