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内容説明
『デトロイト・メタル・シティ』と『ドグラ・マグラ』をあわせて読めば社会が引きこした矛盾が浮び上がり、『やる気まんまん』と『好色一代男』から艶話という大衆娯楽の形が見えてくる。雑誌『ダ・ヴィンチ』の長寿連載『マンガ狂につける薬』の単行本、第四弾。評論家・呉智英がつなぐ、マンガと活字の懸け橋。
目次
日本人の心に滲みる無常観―『無頼侍』鈴木マサカズ・『大菩薩峠』中里介山
中学生の切実な好奇心―『昭和の中坊 さくらんぼフレンズ』末田雄一郎/原作、吉本浩二/作画・『性の用語集』井上章一&関西性欲研究会
プロ魂の権化、娯楽の王道―『愛蔵版女帝』倉科遼/原作、和気一作/劇画・『ああ玉杯に花うけて』佐藤紅緑
濃くて熱い最凶の物語―『真説ザ・ワールド・イズ・マイン』新井英樹・『排蘆小船・石上私淑言』本居宣長/著、子安宣邦/校注
体験してわかる獄中の不条理―『獄窓記』『累犯障害者』山本譲司・『刑務所の中』花輪和一
動物を殺す根本的罪悪―『世界屠畜紀行』内澤旬子・『2匹は訴える』旭丘光志
怨念と善意が生んだ偽書―『偽書「東日流外三郡誌」事件』斉藤光政・『石神伝説』とり・みき
虚栄の市の記録と論理―『気まぐれコンセプトクロニクル』ホイチョイ・プロダクションズ・『恋愛と贅沢と資本主義』ヴェルナー・ゾンバルト/著、金森誠也/訳
時代の不安と不条理な変身―『ライフ・イズ・デッド』古泉智浩・『変身』カフカ/著、高橋義孝/訳
実作家のマンガ論、小説論―『サルまん サルでも描けるまんが教室21世紀愛蔵版』相原コージ、竹熊健太郎・『小説とは何か』三島由紀夫〔ほか〕
著者等紹介
呉智英[クレトモフサ]
1946年、愛知県生まれ。評論家。京都精華大学客員教授。早稲田大学法学部を卒業後、コンピューター会社勤務などを経て文筆家となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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古古古古古米そっくりおじさん・寺
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yumiha
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