• ポイントキャンペーン

ビアトリクス・ポターが残した風景

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A4判/ページ数 95p/高さ 30cm
  • 商品コード 9784840132732
  • NDC分類 519.833
  • Cコード C0072

内容説明

この写真集に収められた農場、田園、湖などのほとんどは、ピーターラビットの産みの母であり、湖水地方に魅せられたポターが私財をなげうって購入し、開発から守りぬき、自然のままの状態で保存されてきたものです。約520万坪にも及ぶ広大な土地は、ポターの死後、彼女の遺志どおり、自然保護の先駆け「ナショナル・トラスト」に寄贈され、半世紀以上を経たいまも変わることなく四季の美しさに輝いています。世界中の人々が憧れる湖水地方は、ポターが守った“奇跡の風景”なのです。

著者等紹介

辻丸純一[ツジマルジュンイチ]
1948年、長崎県生まれ。写真家。1968年、東京写真専門学院卒業。広告写真家の鋤田正義氏に師事。1973年、フリーランスとして活動を始め、雑誌や広告写真を多数手がけるほか、個展を開催。1977年~1979年、英国に滞在し、ヨーロッパ各地を撮影。とくに、英国北西部の湖水地方に魅せられ、40代には、この地の撮影をライフワークに決め、毎年のように通う。2010年2月、初めて雪の湖水地方を撮影する

河野芳英[カワノヨシヒデ]
1959年、東京都生まれ。1983年、東海大学大学院博士課程前期修了。1983年、大東文化大学文学部英米文学科助手。1989年4月~1990年3月、1999年4月~2000年3月、2009年4月~9月、オックスフォード大学ペンブローク・コレッジに研究員として滞在。現在、同学科教授、「英国ビアトリクス・ポター学会」リエゾン・オフィサー、「大東文化大学ビアトリクス・ポター資料館」運営委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Mijas

60
英国ナショナルトラストに貢献したことでも知られるビアトリクス・ポター。イングランドの湖水地方は今一番行きたい所で、ピーター・ラビットの世界、のどかな農場、四季折々で表情を変える風景の写真に癒される。自然景観がそのまま維持されているのは、ビアトリクス・ポターが広大な土地を買い取り、ナショナルトラストに寄贈したからなのだが、彼女の生き方が写真からも伝わってくる。約520万坪というこれだけの広さの土地の保護、保全は容易ではないと書いてあったが、いつまでも残っていてほしい風景だと思う。2016/04/28

宇宙猫

30
★★★★★ イギリス湖水地方の写真。随分と昔に行ったけど、こんな風景だった。凄く懐かしい。2016/08/23

p.ntsk

28
ビアトリクス・ポターとその作品にゆかりの場所を写した写真集。イギリス湖水地方の牧歌的な風景が広がる美しい自然。今にもピーターラビットがひょっこりと顔を出しそうです。2015/01/04

べるめーる

28
ピーターラビットを描いた人という知識しかなかったビアトリクス・ポター。彼女は人生の大半を美しいありのままの自然を守るために費やしていた。その生き方や、残された雄大な自然の風景に感銘を受けた。「ピーターラビットの世界」としてではなく「ポターが愛し、守った世界」というスタンスの写真集だが、随所にピーターラビットの面影を感じる。手元に置いて、何度も眺めたくなる一冊。2013/12/23

G-dark

12
『ピーターラビット』作者のビアトリクス・ポターゆかりの地を撮影した写真集。今にもピーターラビットが元気よく駆け出して来そうな美しい所だなあと思ってページを捲っていたら、P41で本当に茶色くてふわふわした毛並みとクリッとした目のウサギの写真が出てきたので、「ピーター、今日はジャケットを着ていないの? また畑のカカシに盗られたの?」と話しかけたくなりました。英国の湖水地方って絵本の中の世界みたいですね。空、緑、湖、花、雪…、あらゆる美しいものに恵まれて。美しいまま、皆が守り継いでいるのが素敵。2018/08/01

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/368594
  • ご注意事項

最近チェックした商品