内容説明
意識が変われば、まったく違う、明日がはじまる。世界遺産・薬師寺執事長が説く般若心経。日常のイライラ・クヨクヨを手放して、こころが磨かれる知恵50。
目次
第1章 今を受け入れる
第2章 変化の中で調和する
第3章 こだわりを手放す
第4章 正しいことを続ける
著者等紹介
加藤朝胤[カトウチョウイン]
1949年、愛知県尾西市(現一宮市)生まれ。法相宗宗務長。法相宗大本山薬師寺執事長。龍谷大学文学部特別講師、NHK文化センター講師、朝日カルチャーセンター講師、中日文化センター講師などを務める他、NHK「こころの時代」など、TV・ラジオでも活躍。各地で講演会も開催(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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る-さん
3
ふと気づくとないものねだりな自分と対峙しているので、この感情の対処法がないかと思い、それらしいタイトルのものを手に取ってみた。菩薩は人を指すらしい、これは目から鱗。参考になる考え方は多く、どれも勉強になった。手に入らないことや状態に全神経・エネルギーを向けて動かないものを動かそうとするとそれは執着となって狂気を呼ぶ。弱点を痛いくらい実感し苦しみながらも前へ進むこと、それが『生きる』ということ。辛くて見たくなくてもまっすぐに見据えること、こだわる心を捨て、結果や評価を気にせず自分の本分を尽くせばそれでいい。2021/10/16
かやん
3
今を受け入れ変化の中で調和しこだわりを手放し正しいことを続けるシンプルだけど生きていくうえで大事なこと。最後にゆっくりとした速度で般若心経を音読してみました。良書。2016/01/30
Mao Nakahara
3
何気なく手に取った一冊。幼い頃から東京で育つ私にとって田舎で過ごせるお盆の祖父・祖母の家。「困ったり迷ったりしたときには自分のご先祖様に手を合わせるのだよ。」そう言いながら大好きなおばあちゃんの横でお経を教えてもらった事を思い出し、、、何も分からずに幼いながらにも一生懸命声を出してお経を唱えてた。。。そんな懐かしい響きが愛おしく感じる、個人的に大好きな一冊になりました♡2015/08/01
keisuke
3
すべてのものは変化する。移り変わる。そういう解釈によって、自分の不満を落ち着かせることが出来そうな気がした。2014/10/22
ヒマワリ
2
図書館で見つけ読了。足るを知るを根底にしていると生きやすい。もともと色んなことが気になってつい数年前まで生きづらい生きづらいともがいていた私、、、(笑)最近、仏道に触れる機会が多くなりどんどん日々が楽しくなってきたような気がする。我慢は煩悩だ、に確かにと納得。「他人からの無責任な評価」と書いていてすごく楽になった、、人からの見る目を気にしがちな私には良い処方箋でした。仏道イイなあ、いっぱい読みたい。2023/01/23