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内容説明
十六年前出現した『図書館迷宮』の影響で読書魔法が使われるようになった世界―。高校生の刻馬は、幼馴染みの美々子の家の書庫で賊に襲われる。そのとき、一冊の書物がプラチナ色の髪の美少女に変化した!「貴様…よりによって九八ページを見るとは破廉恥なッ!」「怒ると可愛い顔が台なしだぞ」「可愛いとか言うな!」そんなやりとりをよそに、美々子は書物の少女を『読んで』魔法を使おうとするが、少女の魔力が膨大すぎて失敗してしまう。並の書物ではないようだが、イクミと名付けられた少女は自分のタイトルしか覚えていなかった。『自分』を取り戻そうと、イクミは刻馬に協力をせまるが…!?『断章』を求め迷宮に挑むラブコメ冒険ファンタジー。
著者等紹介
おかざき登[オカザキノボル]
1976年12月25日生まれ。「二人で始める世界征服」で第4回MF文庫Jライトノベル新人賞審査員特別賞を受賞、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たこやき
2
序盤、ちょっと設定の理解に苦労するところがあったが、かなり正当派な冒険譚で面白かった。まだ「ラブコメ」分は薄めかな? と。ただ、まだ生まれたばかりで無知なイクミの成長、それにまっすぐに向き合う刻馬、美々子には好感が持てた。2010/04/22
Ask_KY
2
しょっぱなから設定で飛ばして「おいおい大丈夫なのかこれ」とか思いながら読み進めましたが、最終的になかなか良かったのではないかと。ただダンジョンものと聞くとどうしても愛読書の【迷宮街クロニクル】と比較してしまって、あれほど殺伐とはしてないなぁ、なんて思ってみたり。メンヒロが凛々しいのを目指してるのか可愛いのを目指してるのかがよくわからなかった&安易に主人公に重い過去背負わせてる感が否めませんでしたが、まぁ次巻期待ということで。2010/04/21
タカユキ
2
ウィザードリィやりたいならもっと殺伐としてるべきだと思うんだ。いやMFじゃ無理だろうけどさ。正直、ダークなものを書くのは向いていない気がする。2010/04/04
オサイ
1
キャラは良いと思った。しかし、シナリオがまとまりが良くないとおもった。2010/08/16
こんこん
1
きっちりお約束を抑えつつ、わりと主観をイクミに合わせてる(刻馬ではなく)のが、個人的に面白かった。手堅すぎるかなあ、と思わなくもないけれど。2010/05/05
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- 127時間 小学館文庫