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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けみかる
2
頭オカシイ(いい意味で)2013/06/18
まるまる
2
中二病全開。まさに引きこもりが書きましたって感じ。はっきり言って、内容も文章もすごく気持ち悪い。でもそれだけではなく、全編通して、上手に生きれない人達の心の叫びが込められている。青臭くて、ひねくれた、気持ち悪い妄想やポエムだけども、そこには彼らの切実な悩みが鮮烈に描き出されている。思い返せば、自分にもこんな事を考えている時期があったなぁ。多分中二の時に読んでいたら、多大な影響を受けたと思う。。今の年齢だから俯瞰して読めた。懐かしくて、恥ずかしくて、なんだか愛しい。エネルギッシュで刺激的な本だった。2013/04/19
ましろ
2
どこかぬるりと気持ち悪さが生ぬるい風のようにまとわりついた。だけれど、目が離せなかった。少し切なかった。、2009/04/28
FAT53H
1
桑島由一という作家を知ったのは僕自身が初めてプレイしたエロゲ『グリザイアの果実』をプレイしたときです。以降、彼が書いたシナリオや作詞した曲に触れ、彼の紡ぐ言葉にとても惹かれています。今作はテキストサイトの全盛期に書かれてたものらしく、その作品達はどれも一般受けはしない作品ばかりだけど、僕の心を的確に真っ直ぐ貫いてきました。薬物、酒、タバコに毒される人間は嫌われるのは必至ですが、彼らの生き様は僕の心を強く打ちます。2016/03/05
しゅれでぃんぐあー
1
青春時代の、自分という存在に対する苦しみ。イントロダクションとエンディングを飾る二つの掌編は、その苦しみから救い出してくれた。2015/01/03